熱設計関連業務

電子機器の小型化・高性能化により、年々電子機器の熱設計難易度が高まっており
熱設計のやり直しや熱問題の対策が必要になった場合、
設計の後戻り工数が増大し製品の開発スケジュールが遅延してしまったり、
熱問題の対策費用が膨大になるなど大きな影響が出てしまいます。
設計の後戻り工数を発生させない、熱問題を発生させないためには
熱設計スキルのある技術者が設計初期段階から適切な熱設計を行うことが重要となります。
弊社では以下のようなご支援が可能ですので
熱設計・熱対策に関して困っていることがございましたら、お気軽にご相談ください。

熱設計・熱対策コンサルティング

お客様の製品に対する熱設計の実施、お客様が実施された熱設計に対する改善策提案などを行います。
どのように熱設計・熱対策を進めれば良いか分からない、どのような熱対策をすれば良いか分からない、
熱対策部品の費用を抑えたいという場合はご相談ください。
熱理論設計の実施をご希望の場合は実践に向けた支援も可能です。

技術情報1

熱設計教育サービス

伝熱/流れの基礎、熱設計の進め方、熱設計の定石(密閉/自然/強制空冷機器)、
実機温度測定手法など熱設計全般の教育が可能です。
熱設計・熱対策の手法を学びたいとお考えの場合はご相談ください。
弊社では教育カリキュラム策定、教育実施、受講者の理解度確認/評価、フォローアップまで対応致します。

技術情報2

熱物性受託測定

熱解析の精度向上などで金属材料の熱伝導率、比熱、密度などの測定をしたい、
金属部品間の接触(界面)熱抵抗値を測定したい場合はご相談ください。
熱流体解析を行う際は金属部品間の接触熱抵抗を考慮しない場合、計算精度が著しく悪化します。
弊社では各種物性値測定用の試験片作成から物性値測定まで対応致します。

技術情報1

過渡熱計算簡易ツール作成(熱回路網法)

特定発熱部の過渡的な温度上昇を簡易的に計算したいという場合は
熱回路網をベースとした熱計算簡易ツールを活用することが有効です。
弊社では熱回路網法をベースとした計算ツールを作成しご提供致します。
例)発熱部品の10分後の温度上昇を計算したい(ヒートシンクの必要体積を検討したい)
  ディスプレイ製品のLEDバックライト輝度の検討をしたい

技術情報1

熱関連業務担当者

黒田 和宏


<経歴>

2000年3月 茨城県立水戸第一高等学校 卒業

2004年3月 東京理科大学理工学部 卒業 

2004年4月 アルパイン株式会社 入社
      *熱設計エキスパートとして車載情報機器(カーナビゲーション、音響機器、ディスプレイ製品など)の
       熱設計/熱流体解析業務、熱設計プロセス導入/運用、熱理論設計/実機評価/熱対策手法の設計者指導、
       熱設計教育講師として従事

2018年1月 アルパイン株式会社 退職

2018年2月 株式会社黒田鉄工 入社

※テクノフロンティア、熱設計・技術対策シンポジウム、その他外部講演にて複数講演実績あり